カモるか?カモられるか?知らなきゃ損する行動経済学
webapatment、webコンサルタントのayucoです。
9割の人間は行動経済学のカモである ―非合理な心をつかみ、合理的に顧客を動かすを読了しました。
この本を購入した理由はある行動経済学者の方と出会い、行動経済学に興味を持ったこととピンクの表紙、そしてタイトルがショッキングだったから。
商売をするものにとっても、顧客側からの目線でも『カモ』って使ってはいけない言葉じゃないですか?
本書は行動経済学的視点からパズドラや、AKB総選挙などが爆発的大ヒットを理由を解説。
ビジネスをしている人ならどう儲けるか、顧客にお財布を開いてもらうヒントが、裏を返せば、消費者は企業のアプローチにダマされない方法が学べる本です。
内容紹介
もっと知的に、賢く生きろ! パズドラの大ヒットからイチローのメンタル、AKBの社会現象まで 行動経済学は「売る側に都合の良い『判断や行動』を起こさせる」 儲ける(1割のカモる人間になる)ための学問だ。
我々の常識は全部、間違っていた。 人間はこんなにも損をしたがる動物だったのだ。
◎行動経済学を学んだ1割だけが生き残る時代
◎ソーシャルゲームは行動経済学の基本中の基本
◎人間はココロでお金を使っている
◎フレームを把握すれば儲け方が違ってくる
◎通販の購入ボタンを押してしまう最強の言葉
◎儲け方はフレームで180度変わる
◎無料「お試しセット」の意外な秘密
◎あわてる乞食は、もらいが少ない
◎爆発的に牛乳を売った「GOT MILK?」キャンペーン
◎「ワケあって安い」の「ワケ」を重視しないワケ読まない人は、一生分の損をするだろう。
しかし、こういう本って
「こう言う理論に基づき、こうなる可能性があるが、場合によってはこうなることもある。」
と言うのが多すぎて、結局答えなんてない。知っているか知らないかで少しだけ儲ける近道ができるだけであって、成功するためにはポリシーを持ちつつも、顧客のニーズを捉え、商品、サービスを常に磨き改善していく。PDCAを回していきながら最適化していくことが大事。
この本にはたくさんの事例や手法が紹介されているので、自分たちの、そしてサポートをさせていただいているお客さまのサービスに合ったものを選んで試していくために手元に置いておこうと思いました。
9割の人間は行動経済学のカモである ―非合理な心をつかみ、合理的に顧客を動かす
- 作者: 橋本之克
- 出版社/メーカー: 経済界
- 発売日: 2014/01/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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