リモートワークをしている私たちの課題
webapartment、webコンサルタントのayucoです。
強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」を読了し、自分たちの課題が見えてきたのでまとめたいと思います。
現在webapartmentは2人で運営しています。私は東京でお客さま対応とコンサルティング、制作ディレクションをしています。Yukkyはタイのバンコクでコーディング業務を中心に、サイト更新や外部協力者(システム)へのディレクションをしています。
東京の会社で知り合った私たち。お互いの事情で会社を離れYukkyはタイに移住しリモートワークになりました。 元々信頼し合えるパートナーだったので、距離が仕事の質を落とすことはなくむしろクオリティもモチベーションも上がったように思えます。
リモートワークのメリット
仕事の進行が早くなった
会社にいるときはとにかく邪魔が多かった。私はミーティングばかりだったし、Yukkyは私とのおしゃべりやら緊急性のない担当者からの相談やら。上司の監視も結構あった。
今はノイズがなくなったことで、仕事に集中することができるしスケジュールを守ってればいつ休んでもいい。リフレッシュする時間が取れるようになりました。
実はwebapatmentやろうよ!って言い始めたのは1年以上前。その頃はYukkyも日本にいて飲みに行っては
「こんなことやりたいね〜」 「あんなことやりたいね〜」
って全然進みませんでした。いつでも会えるから今日決めなくていいってなっていたのかもしれません。
顔を合わせるコミュニケーションが濃密になった
Yukkyが帰国した時はとにかく話します。語ります。 昼はオフィスで仕事のこと、夜は飲み屋で仕事とプライベートと将来のこと。 その内容がとっても濃くなりました。新しいアイデアもここで生まれます。
自由な時間が増えた
通勤がない、会議がない、残業しなくちゃダメな空気がない。それだけで時間が増えます。
webapartmentの課題
なんだかメリットだらけのリモートワークに見えますが、課題もいっぱい。
お客さま対応
webapatmentのお客さまはスモールビジネスの方で、あまりwebサイト、インターネットに詳しくない方が多いです。
誰でも安価で世界へ情報発信できることがwebの魅力だから、そう詳しくない人でもweb活用して欲しい、そのために今まで培った大手のノウハウを提供しよう!としているので当たり前なのですが、意外と大変。
データ、メールのやり取りは若干多め。USBを取りに行かなくてはダメということも。ネット会議は拒否。修正依頼は電話で五月雨。(これが国際電話だったら大変)リモートワークを理解してもらうのはまだまだ難しい。
フローが確立されてない
Yukkyとは不定期にSkypeでやり取りをしています。今のところ大きなトラブルはないですが、案件が増えてきて外部協力者とのやり取りが増えたらしっかりとフローを作らなければと思っています。
働き過ぎる
家で作業をすることが多いので、時間のけじめがなくなる。 乗ってくると夜中まで仕事しちゃうこともしばしばあります。
オフィスはやっぱり必要
企業様とやり取りをしているとオフィスは必要だと感じることが多いです。スタートアップのご相談もそうですね。新規ビジネスの話はカフェでしにくい。
あとは自宅ではない住所!見積や請求書を作るときに住所は必須。今までは私の自宅にしていたのですが、一応女(の子)。男性相手にトラブルが起きた時のことを考えると心配で今は新宿のシェアオフィスを使っています。
課題はまだまだありますが、今の働き方は私たちに合っていると思います。そして、男性よりライフスタイルが変わりやすい女性はリモートワークができる職場はおすすめです。
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強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」
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