事故や病気 もしものときのためにフリーランスが準備しておきたいこと
webサイト(ホームページ)コンサルティングをしている、webapartmentのayucoです。
webapartmentは現在私とYukky(yuki)のふたりで運営しています。私が窓口全般を行っていますので、事故や病気、考えたくないけれど身内の不幸などがあったときはYukkyがお客様とのやりとりをしてくれると思います。
しかし、ひとりで運営、フリーランスのときは何があってもひとりで処理をしなくてはいけませんでした。そこで、お客様に迷惑をかけないように、フリーランスが不測の事態のときのために準備しておきたいことをまとめます。
もしものときの約束をしておく
制作を請け負う際に結ぶ契約書で不測の事態に備えた約束をしておきましょう。
例文
不可抗力
- 地震、台風、津波その他の天災地変、戦争、テロ、ストライキ、内戦、輸送機関の事故、不慮の事故や疾病その他の不可抗力により、本契約の全部又は一部の履行の遅延又は履行不能が生じた場合には、甲乙ともにその責任は負わないものとする。
- 前項に定める事由が生じた場合には、直ちに相手方に対しその旨の通知をし、以後の対応について協議する。
仲間を作る
不測の事態と言っても、「続きはwebで」なんていうCM連動のサイトや広告が決まってしまっているサイト制作の場合はお客様と協議して納品を伸ばすことは難しい。その場合頼れるのは仲間です。普段から横のつながりを作っておくともしものときに助け合うことができます。
データをクラウドサーバに上げておく
一日の作業の終りにデータをクラウドに上げておくと、もしものときに仲間にデータをスムーズに渡すことができます。相手の手間を省くために、同じサービスを使っていると良いですね。
不測の事態が起きてしまったら
自分ではどうしようもできないことが起きてしまったら、まずは連絡です。
慌ててしまうのはしょうがないことなのですが、連絡をしなければお客様は「連絡が取れない」という事実しか見えません。信頼を失ってしまうばかりか、損害賠償請求になることも。
以下は、私が行った連絡手順です。
- 進行中クライアントに連絡
状況報告、対応策、通常営業に戻るまでの日数目処。 - 仲間に連絡
納期が迫っている案件を任せられるパートナー(仲間)に連絡、依頼。 - 進行中クライアントに連絡
進行中案件をどう進めるか、自分が不在時の連絡先・手段。 - お得意様に連絡
運用更新などを請け負っている、お仕事が入りそうなお客様に連絡。 - SNSでの告知
webapartmentも私自身も大きなトラブルや不測の事態が起きたことはあまりないのですが、いつ何があるかわからないので常日頃準備をしておかないといけないなと思います。
あと、最も大事なのはお客様との信頼関係構築。